当会について

習いごとであった「いけばな」は、戦後湧き上がるように興った「前衛いけばな」を経て1970年頃から若い華道家らによって様々な新しいいけばな表現が施行されるようになりました。
それらはいつしか「現代いけばな」と呼ばれ、グループ展や野外展など立て続けに全国的な活動が展開されるようになりました。
この運動は80年代から90年代にわたって様々な試行錯誤と共に続けられてきましたが、2000年を過ぎて以降、華道人口の急減と比例するかのように停滞したまま現在に至っているとも言えます。
要するに現在の華道界は各流派、華道人口減少を食い止めることにのみ汲々としている状態であり、そのような状況下であっても懸命に創作活動を続けている作家・華道家ら、個人の存在によって「現代いけばな」の血脈はかろうじて今に受け継がれているのです。
2016年、このまま時代の流れの中に埋没させまいと考える同志のもと「これからのいけばなを考える会」が誕生し、翌2017年にエポックとなる「新いけばな主義」展が開催される運びとなりました。

設立メンバー

伊藤庭花
大塚理司（代表）
千羽理芳
長井理一
日向洋一
肥原慶甫
松田隆作

現在のメンバー

伊藤庭花
千羽理芳（代表）
長井理一
日向洋一
肥原慶甫
松田隆作（顧問）

第1回　1,500円

第2回　1,500円

第3回　売り切れ

第4回 売り切れ